6月24日(水)に特別養護老人ホーム「ひまわりの街」で、専門基礎領域の下間正隆教授と在宅看護領域の松田優子講師による「食中毒・感染対策セミナー」を実施しました。

昨年度、本学から豊田市への研究提案「豊田市内の高齢者介護施設の感染対策に関する実地調査と、調査に基づいた『イラストで理解する豊田市特製・感染対策マニュアル』の作製、および現場での指導、感染対策力の底上げ」が採択され、「ひまわりの街」で、昨年秋にインフルエンザ対策、ノロ対策のセミナーなどを開催させていただいた縁で、今回、施設の要望により食中毒の予防に関するセミナーを実施した次第です。

当日は、「ひまわりの街」のスタッフ45名が出席されました。

講義に引き続いて、食中毒の菌をつけない手指衛生の仕方についておさらいをしました。

今後も、地域全体の感染対策力の底上げに繋がる取組みを行っていきます。

なお、昨年度、豊田市大学等連携事業で作成した「イラストで理解する豊田市特製感染対策マニュアル」（pdf）は本ホームページ（情報公開→大学情報　3-12）に掲載しています。

＜ 愛知県全体で、2019年は61件の食中毒が発生し、その原因は、カンピロバクター、アニサキス、ノロの順に多く発生しました ＞