去る１１月２６日、学生たちの視点をもとにして、より魅力あるまちづくりを目指すことを目的とした豊田市主催の「学生発⇒豊田市まちづくり提案」コンテストが開催されました。

多くの大学から提案があった中で本学のサークル「The Serendipity～世界とクロスするナーシングチーム～」は

「災害時の孤立コミュニティゼロへ！」をテーマに発表を行いました。

要旨：豊田市は人口全体の約３．１％を外国人が占めており、地震等の災害を経験していない地域で生活してきた

　　　方々はパニックとなり、ひいては命を落とすという取り返しのつかない出来事に発展する可能性がある。

　　　そのため、外国人を対象とした防災に関する様々な啓発活動を行うことで不測の事態が起きた時に備えても

　　　らうことが必要と考える。

内容：①豊田グローバル防災キャンプ

　　　　日本人・外国人小中学生を対象に「防災への意識付け」を目的に、災害に特化した内容を学ぶ１泊２日の

　　　　活動を行う

　　　②外国人のための防災教育プログラムの作成および普及

　　　③外国人市民会議の防災的活用

これらのプレゼンテーションを行った結果栄えある最優秀賞を獲得することが出来ました。

当サークルは発足からはまだ日が浅いもののこれまで行ってきた活動（カンボジアでの保健活動、名古屋第二赤十字病院国際救援部との連携活動、豊田市国際交流協会でのボランティアなど）は大変充実したものであり、今回の受賞もそれらの経験を生かした提案を行ったことが評価していただいたものと考えています。

今後も「The Serendipity」の活動を伝えていきます。