カリキュラム
1.教育課程の特色
本共同看護学専攻は、次の取組みを特色とした教育課程を編成し、教育・研究を行います。
1)課程制大学院の趣旨に沿った教育課程・研究指導
コースワークと研究指導を有機的に連携させた教育を行い、コースワークが研究指導の基礎となるよう科目の内容を
設定します。具体的には、コースワークにおいて多様な研究方法を学ぶ機会を提供し、学生が必要とする研究方法を
選択し、学修できます。また、各自の研究課題に関連した内容をコースワークとして設定している授業科目のなかで
取り上げます。
2)オムニバス科目による効果的な教育の実施
博士課程で看護学を学ぶうえで必要とされる知識や研究方法等を修得できるよう、様々な領域の専門家を含めた
オムニバス形式で科目を設定し、高い教育効果が得られるよう実施します。異なる大学に所属する教員が、
オムニバス形式の科目を担当する場合は、遠隔授業システムで打ち合わせを行うことにより教育の質を保証します。
また、異なる大学に所属する学生であっても、遠隔授業システムを活用することにより、直接、対面しながら行う
授業と同等の授業をリアルタイムに受けられます。
3)多彩な教授陣による研究指導体制
研究指導科目は、「特別研究」として、単位数(必修8単位)を設定しています。演習を踏まえた主研究指導教員
からの対面による個人研究指導だけでなく、遠隔授業システムの利用により、他の4大学の副研究指導教員による
個人指導や集団指導が受けられることも本教育課程の特色です。
2.修了に必要な修得単位数 課程修了にあたっては、次の要件を満たすことが必要です
1 博士課程の修業年限は3年です。ただし、長期履修制度により4年とすることができます。
2 博士課程に修業年限以上在学し、修了に必要な単位数を修得し、必要な研究指導を受け、かつ独創的研究に基づく
博士学位論文を提出し、博士学位論文審査と最終試験に合格した者に、「博士(看護学)」の学位を与えます。
3 修了に必要な単位数は15単位以上(共通科目から2単位以上、専門科目から2単位以上、演習科目2単位、
合同研究ゼミナール1単位、特別研究8単位)です。