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日本赤十字社愛知県支部主催の救護員研修を実施しました
2018.12.11
12月5日(水)から7日(金)にかけて、日本赤十字社愛知県支部救護員研修を実施しました。
この研修は、災害発生時に救護にあたる支部及び名古屋第一赤十字病院、名古屋第二赤十字病院、愛知県赤十字血液センター、本学の災害救護班の研修の一環として行われ、知識と技術の両面から赤十字の救護を習得することを目的としています。本学からは、2名の教職員が参加しました。
5日(水)、災害救護班は、愛知県支部にて講義の後、災害現場到着後における救護所での活動シミュレーションを行いました。
6日(木)は、会場を本学へと移し、現場救護所での優先順位を決定するシミュレーションや災害拠点病院での活動を想定した実働訓練を行いました。また、愛知県警察本部、豊田市消防本部、愛知県防災航空隊の協力を得て、ヘリコプターによる傷病者の救急搬送訓練も行い、機関の連携の必要性を体感しました。
この訓練に、本学4年生が授業「災害救護演習」で傷病者役や家族役、ボランティア役として参加し、災害時の医療や現場の雰囲気を体験しました。
7日(金)は、地震発生の数日後を想定し、dERU(仮設診療所)を展開し、幅広い症状の傷病者をいかに効率よく診療することを目的として「仮設診療所を使用した救護所運営」の訓練を実施しました。
学生は、積極的に質問を行い、災害救護活動について理解を深める機会となりました。