令和５年7月4日(火)に、本学講堂を会場として、

学校法人日本赤十字学園　富田 博樹　理事長による特別講演会を開催しました。

「日本赤十字社の過去・現在・未来 そして赤十字看護について」という演題のもと、

赤十字病院における医師として、そして日本赤十字社本社における幹部職員としての

豊かな経験を持つ理事長より、赤十字の看護学生へ伝えたいこととして、様々な視点

から赤十字と赤十字看護に対する思いが語られました。

講演会には200名を超える学生が参加し、参加者からは「看護師という職業の素晴ら

しさを改めて感じることができました。赤十字の一員としてこれからも頑張ろうと

思いました。」、「赤十字の授業を振り返ることができ、1年のときにはピンと来て

いなかった話も興味深く聞くことが出来ました。就職を考えるにあたっても日赤に

ついて学ぶことが出来て良かったです。」、「将来の向かうべき形、というのが少し

具体的になりました。」などの感想が聞かれました。

講演会に併せて、当日は講堂前に本学広報誌のバックナンバーや全国の赤十字病院で

働く卒業生の声、他の日本赤十字看護大学と本学の学生との交流事業などについての

展示を行いました。本学の20年の歴史と共に、「赤十字」を基盤とした世代を超える

全国的なネットワークについて、理解を深める一日になりました。

開学20周年を迎える本学は、これまでも、そしてこれからも赤十字の人道理念を実践

できる看護専門職の育成に努めてまいります。