本学学生が難民支援のコンペティションで準優勝しました
未来ドラフト2019 わたしと難民がつながるアイデア・コンペティションが東京ウィメンズプラザで開催されました。223件の応募の中、本学学生の塩見 歩華さん(4年生)と昨年にアフリカで出会った友達のチームが提案したアイデアが準優勝となりました。
この大会は、紛争から逃れ、平和を望んでいる難民の子どもたちについて知り、考えることが未来を救うことにつながる、という考えのもと開催されているコンテストです。
塩見さんたちのチームは、「Peace Misanga Project 」というタイトルで応募しました。
この Peace Misanga (ミサンガ) Projectというアイデアは、「ミサンガを作って、大切な人に渡し、身に着けてもらう」ことで、「大切な人を可視化し」、ミサンガをしていたら「この人は誰かにとって大切な人」であることを思い出し、互いに優しくなることを目指すものです。このアイデアが示す「当たり前のこと」とは、「大切な人を大切にするということ」であり、この「当たり前のこと」に気づくことが平和を築く上で大切なことだと考え、この取り組みを難民キャンプの子どもたちだけではなく、世界中に広げたいと思ったことから生まれました。
このコンテストに参加したことで、塩見さんは今後の取り組みについて次のように考えています。
『「平和を築く上で大切なこと」という今回のコンテストのテーマや「平和とは何か」については、これからも考え続けていきたい。
また、今回の決勝大会に出場した8組のプレゼンはとても刺激になった。自分の考えや思いを相手に伝えることの素晴らしさと難しさを実感した。看護師として働く中で、「伝える」場面は多いため、伝える技術をさらに磨きたい。
身近にいる、家族や友達、これから出会う全ての人へ「あなたは大切な人です」というメッセージを込めて関わりたいと強く思う。そして、国内外問わず、遠くに住んでいる出会ったことのない人のことにも常に関心を持ち、自分の無力さから目を背けずに、今自分がするべきことと向き合いながら過ごしていきたい。』
【参考】