faculty

看護学部
教育目的/教育目標/3つのポリシー

philosophy

教育目標

(令和9年度以降入学者)
赤十字の人道の理念に基づく看護専門職を育成する

令和2年~令和8年度入学者は こちら

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針:卒業時に期待される能力)

(令和9年度以降入学者)

本学の教育理念、教育目的、教育目標を実現することを意図したカリキュラムを編成し、所定の単位を修めた学生は卒業が認定され、学士(看護学)の学位を授与する。卒業までに以下に挙げるようなことを身に着けていることが求められる。

  1. 赤十字の人道理念を実践できる看護専門職を育成する
  2. 人格的成熟・自立をはかり、他者との関係性を発展させることができる能力を培う
  3. 事実を的確に判断し、問題を抽出し、創造的に解決できる能力を育む
  4. 看護の基礎を踏まえ、科学的・倫理的判断に基づく看護を提供できる能力を養う
  5. 社会的責任を自覚し、生涯にわたって学習し、他の専門職と協働活動し得る能力を養う
  6. 常に世界に関心を持ち、看護実践を通じて国際貢献できる能力を養う

カリキュラムマップは こちら

令和2年~令和8年度入学者は こちら

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施に関する方針)

(令和9年度以降入学者)

 本学部は、赤十字の人道の理念に基づく看護専門職を育成することを教育目標とする。この教育目標の達成に向け、ディプロマ・ポリシー(DP1〜DP6)に掲げる能力の修得を目的として、教育課程を体系的かつ段階的に編成し、実施する。

1 教育課程の編成

 本学部は、各ディプロマ・ポリシーの達成に向け、以下の方針に基づき教育課程を編成する。

(1)DP1:赤十字の基本原則に基づき看護専門職として倫理的に行動できる
 基盤形成科目、一般教養科目、赤十字科目および専門科目(看護倫理学等)における学修を通じて、人間の尊厳を尊重し倫理的に行動する能力を段階的に育成する。

(2)DP2:自他を尊重しながらあらゆる人々との相互関係を構築できる
 基盤形成科目、一般教養科目(社会学、人間発達論等)、国際教養科目および専門科目(コミュニケーション論、多職種連携演習・実習等)を通じて、看護の対象や保健医療福祉の関連職種を含む他者と相互に尊重しながら関係を構築し協働する能力を段階的に育成する。

(3)DP3:課題の本質を捉え人々の健康な生活を創造的に支援できる
 専門基礎科目および専門科目(看護の基盤・各看護領域・看護の創造と発展)を通じて、個人や組織、地域社会における課題を多面的に捉え、対象の個別性に応じた看護を創造的に展開する能力を体系的に育成する。

(4)DP4:災害に関連した健康課題の予防と対応ができる
 赤十字科目(赤十字概論・赤十字救急法等)および専門科目の災害看護(災害看護学概論・演習・実習)を中心に、すべての看護学領域において災害に関連した健康課題の予防および対応を意識した教育を行い、平時から災害時に至るまで人々の健康を守る看護実践能力を育成する。なお、感染制御論においても災害時等における感染症への対応能力を涵養する。

(5)DP5:グローバルな視点を持って多文化共生社会に参画できる
 国際教養科目(英語・多文化共生論・文化人類学・Global Issue等)、赤十字科目(赤十字グローバルスタディ等)および専門科目の国際看護(国際看護学概論・演習・実習)における学修を通じて、文化的多様性を理解し国際的視野をもって行動できる能力を育成する。

(6)DP6:看護の質向上を目指して探究し続けることができる
 DP6は、特定の科目区分に限定されるものではなく、教育課程全体を貫く縦糸として位置づけられる。カリキュラムマップが示すとおり、基盤形成科目から専門基礎科目・専門科目の各領域にいたるまで、ほぼすべての科目がこのディプロマ・ポリシーと関連づけられている。これは、根拠に基づいて課題を捉え、実践を省察し改善し続ける姿勢が、看護専門職として修得すべき能力の根底に流れるものであるという本学科の考え方を反映している。各科目における問いへの向き合い方・演習での振り返り・実習における省察・卒業研究での系統的な探究を通じて、この能力は4年間の学修の積み重ねの中で継続的に育まれる。

2 科目区分の構造

 上記の能力形成を実現するため、カリキュラムマップに基づき、教育課程を以下の科目区分により体系的に構成する。これらの科目区分は相互に関連しながら、ディプロマ・ポリシーの達成に寄与する。

(1)基盤形成科目 〔主としてDP1・DP2・DP5・DP6の基盤〕
 主体的学修力・情報リテラシー・キャリア意識等の学修基盤を形成するとともに、看護専門職としての初期的意識形成を担う。Red Cross Hospital実習を含み、赤十字病院での体験を通じて倫理観・使命感を育む。

(2)一般教養科目 〔主としてDP1・DP2・DP3〕
 人文・社会・自然科学の知識を通じて社会理解を深め、倫理的判断の基礎(生命倫理学・法学等)および人間理解の基盤(人間発達論・社会学・音楽論等)を形成する。

(3)国際教養科目 〔主としてDP5・DP2〕
 外国語(英語・スペイン語・ポルトガル語)および国際課題(多文化共生論・文化人類学・Global Issue等)に関する学修を通じて、多文化理解および国際的視野を形成する。

(4)赤十字科目 〔主としてDP1・DP4・DP5〕
 赤十字の基本原則に基づく倫理観(赤十字概論・赤十字総合セミナー)および災害対応能力(赤十字救急法等)を育成し、人道的価値観を看護実践へとつなぐ。赤十字グローバルスタディ(スイス・オーストラリア・タイ等)により国際的視点を強化する。

(5)専門基礎科目 〔主としてDP3・DP6〕
 人体の構造・機能(形態機能学・免疫学等)、疾病・薬理(病理学・薬理学等)、保健医療福祉制度(社会保障論・保健医療福祉行政論等)、公衆衛生・疫学(公衆衛生学・疫学・保健統計等)を学修し、看護実践の科学的基盤を形成するとともに、課題を科学的に分析・探究する力(DP6)を育成する。

(6)専門科目
 専門科目は、看護専門職として必要な知識・技術・判断力を体系的に育成する中核であり、以下の下位区分から構成される。

① 看護の基盤
 看護学概論・看護倫理学・コミュニケーション論・ヘルスアセスメント・看護過程・基礎看護技術・医療安全論・看護管理学・家族看護学・遺伝看護学および関連実習(基礎アセスメント実習・基礎実践実習・看護管理学実習等)を通じて、看護の基本となる思考過程、判断力および実践能力を体系的に修得する。対象の全体像を把握し、健康課題を分析し、看護を計画・実施・評価する一連のプロセスを学ぶとともに、安全で質の高い看護を効果的・効率的に提供するための基礎的なマネジメント能力を涵養する。また、根拠に基づいて課題を捉え、看護実践を継続的に省察し改善する姿勢を身に付けることにより、探究力(DP6)の基盤を形成する。これにより、創造的看護実践能力(DP3)・相互関係構築能力(DP2)・倫理的行動(DP1)につながる基礎的能力を育成する。

② 成人看護、ウィメンズヘルス看護、小児看護、老年看護、地域・在宅看護、精神看護、災害看護、公衆衛生看護
 各看護領域において、対象の発達段階・健康状態・生活背景に応じた看護の特性を理解し、それぞれの状況に応じた看護実践能力を育成する。講義・演習・実習を有機的に組み合わせることにより、知識・技術および臨床判断力を統合し、対象の個別性に応じて看護を展開する創造的看護実践能力(DP3)を発展させる。対象者および家族・多職種との関係構築を通じて協働する能力(DP2)を深化させるとともに、根拠に基づいて課題を捉え実践を省察・改善することで探究力(DP6)を継続的に育成し、倫理的配慮に基づく実践(DP1)を具体的なケアの中で実現する力を養う。
 なお、災害看護(災害看護学概論・演習・実習)は、赤十字科目と連動しながら、災害に関連した健康課題の予防と対応(DP4)を専門的に深める領域として位置づけられる。また、公衆衛生看護は保健師養成の選択科目群として体系化されており、地域を基盤とした看護の発展を担う。

③ 看護の創造と発展
 地域共生実習・多職種連携演習・多職種連携実習・国際看護(概論・演習・実習)・統合実習・卒業研究(Ⅰ・Ⅱ)を通じて、看護を社会および国際社会の文脈の中で捉え、その意味を主体的に問い直しながら発展させる能力を育成する。地域共生実習においては、人々の暮らしと健康との関係を理解し対象を生活者として捉える視点を養う。国際看護においては、文化的背景や社会構造の違いに基づく健康課題を理解し、人道的視点に立って看護の役割を再考することでグローバルな視点(DP5)を発展させる。多職種連携演習・実習により協働能力(DP2)を、統合実習により創造的看護実践(DP3)を深める。また、卒業研究(Ⅰ・Ⅱ)は、4年間の学修を通じて培われてきた探究力(DP6)が系統的な研究という形で結実する場として位置づけられる。

3 教育課程の実施

 教育目標およびディプロマ・ポリシーの達成に向け、教育課程の構造と連動させながら、以下の方針に基づき教育を実施する。

(1)看護学を基盤とした一体的教育の実施
 人体の構造・機能ならびに疾病に関する科目については、看護学教員が教育内容および科目構成に責任を持ち、看護学の視点から体系的に教育を行う。これにより、基礎的知識を看護実践と関連づけて理解し、対象の健康課題を総合的に捉える力を育成する。

(2)学修者本位の視点に立った対象理解の深化
 各科目において、学問分野に依拠した区分にとどまらず、看護の対象を中心とした学修者の理解を重視する。対象の発達段階・健康状態・生活背景に応じた看護を学修することで、知識を対象理解に基づく実践知として統合する。

(3)赤十字の理念に基づく体験的学修の展開
 赤十字の人道の理念に基づく看護の理解を深めるため、Red Cross Hospital実習(基盤形成科目)および赤十字科目における体験的学修を、専門科目との学修内容と有機的に関連づけた教育を実施する。

(4)理論と実践の往還による探究的学修の推進
 講義・演習・実習を関連づけ、学修内容を実践で活用し、その経験を再び学修へと還元する往還的な学修を通じて理解の深化を図る。その過程を通じて、根拠に基づき課題を捉え、実践を省察し改善することにより、探究力(DP6)を継続的に育成する。

(5)領域横断的学修と協働的実践の推進
 地域共生実習および多職種連携演習・実習は領域横断的に運営する。これにより、学問領域の枠を越えて対象を多角的に捉える力を養うとともに、保健医療福祉に関わる多職種と協働しながら、より包括的に課題解決に取り組む力を育成する。

(6)プロフェッショナリズムとキャリア形成の支援
 教育課程全体を通じて、看護専門職として求められる倫理観・責任感・自律性の育成を図るとともに、学生が自己のキャリアを形成していくプロセスを支援する。実践的学修と振り返りを通じて、生涯にわたり自律的に学び続け、看護の発展に貢献する姿勢を涵養する。

令和2年~令和8年度入学者は こちら

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

日本赤十字豊田看護大学 看護学部は次のような入学者を求めます。

  1. 本学の建学の精神に共感できる人
  2. 日本語力、英語力、科学的思考力を備えている人
  3. 人間や社会に対して広く関心がある人
  4. 社会常識を備え責任を持って行動できる人
  5. 看護を学ぶ意志を持つ人